複数の選択肢への回答をWeb版Excelで分割するには

投稿者: | 2020 年 11 月 4 日

複数の選択肢への回答をWeb版Excelで分割し、集計表を作成する手順です

Desktop版Excelを用いて分割する手順も同じです。

なお、Desktop版は、バージョンアップする少し前までは、flash fillを使わず、区切り位置を使って、以下のようにして分割していました。

複数回答の分割手順はの2通りあります。

フラッシュフィルのほうが簡単なので、おすすめしておきます。
うまく機能しないときには、テキストから列へを試してください。


フラッシュフィルFlash Fillを用いた分割

  1. +をクリック
    新しいシートを追加します
    03-new-sheet
  2. 表を貼り付けます
    04-input
  3. 注)果物の数の最大値の分だけ、セミコロン;が入力されている必要があります
    ここでは、2つだけ入力されていますが、実際は、りんご、みかん、いちごの3つの果物が選択される場合を考え、セミコロンが3つ入力されているように修正します
    (例:みかん;;;)
  4. 表の2行目を見ると、一番左側が「みかん」であることがわかります
  5. 右側の列に、「みかん」と入力
  6. データが入力されている一番下の行までドラッグ
  7. Dataをクリック
    05-data
  8. Flash Fillをクリック
    06-flash-fill
  9. 一番下の行まで、自動的に入力・表示されます
    一番左側に入力されている文字だけ抽出されました
    07-next
  10. 同様にして、右側の列に2番めに表示されている文字「いちご」を入力
  11. Dataをクリック
    05-data
  12. Flash Fillをクリック
    06-flash-fill
  13. 一番下の行まで自動的に入力・表示されます
    2番目に入力されている文字だけ抽出されました
    08-fill
  14. ほかにも種類が答えられているようなら、その数だけ右の列につづけていきます(今回は2番目までなので、ここまで)

テキストから列へ(Text to Columns)を用いた分割

  1. +をクリック
    新しいシートを追加します
    03-new-sheet
  2. 新しいシートに分割したい列(セル)をコピペします
  3. 左側の列に通し番号を入力します
    Web版では自動保存されるため、何かの拍子に削除してしまったとき上書き保存されてしまいます。
    いつでもRawDataを辿って戻せるように、通し番号をつけておきます。
    21.new-sheet
  4. 英語版では、Text to Columnsをクリック
    22.text2columns
    日本語版では、データ、データツール、テキストから列へ、とたどりましょう。
    22b.text2columns2
  5. Semicolonをクリック
    23-apply
  6. Apply(適用)をクリック
  7. 分割されました
    24-fin

集計表の作成手順 につづく