HSPは、文字だけではなく、色々なファイルを扱えますが、ここでは画像の表示方法について、説明します。
画像の表示は非常に簡単で、picload命令を使います。
ピクチャーをロードし(読み込み)、表示するという命令です。
書式は、picload ”filename”,p1 となります。
- ”filename”に、読み込みたいファイル名を入力します。
- p1は、画像ロードモードを表し、
P1=0 で、ウィンドウを初期化してロード
P1=1 で、現在の画面の上にロード
と、2種類の表示の仕方が選べます。
デフォルトでは(何も指定しなければ)、0が選択されたと考え、ウィンドウを初期化します。
表示位置の指定は、pos命令で行ないます。
では、演習しましょう。
- エクスプローラーを起動します。
- ピクチャの中のサンプルピクチャを開きます。
- 好きな画像をコピーして、デスクトップに貼り付けます。
- スクリプトエディタを起動します。
- 下記の命令を入力して下さい。
picload ”貼り付けた画像のファイル名”
- 入力し終わったら、デスクトップに名前を付けて(testpic.hspとでもしましょう)、保存します。
- F5を押して、画像が表示されるのを確認します。
これで表示されないときには、画像ファイルの名前と保存場所を確認しましょう。