9月11日、H22年度東京成徳大学八千代キャンパス公開講座の第1回目を担当しました。
お越しくださったかたには1時間半の長い間ありがとうございました。
八千代市総合生涯学習プラザさんには、会場をありがとうございました。
今年は、2つのテーマ「くらしと文化」と「こころとからだ」が掲げられました。
それぞれ人文学部と応用心理学部で受けもつことになり、この「くらしと文化」の中で「ちばの観光とくらし」として、観光文化学科から私が話させてもらいました。
お話ししたかったのは、「なぜ今、観光なのか」「観光関連の資料を見たとき、ちばの現状はどうなっているのか」の2点でした。
なぜ、観光なのか、についてはプロフィールを紹介しながら知ってもらおうと考え、少し長めの資料を用意しました。なぜプロフィールかと申しますと、私自身幼少の時から、いつも移り変わりの節目に遭遇してきたからです。幼稚園、小中高大、大学院までなぜか校舎の新築時に遭遇し、今の大学でも4年制大学創立時に遭遇と、なぜか切り替わりの時にめぐりあわせながら、移行期を体験させていただきました。
今回の観光文化学科設立にあたっても、大きな流れの中に創造の時を実感しています。
世の中の観光の流れにしましても、私自身にとってはいつもの変化でしかなかったのですが、色々と調査していくうちに、これはただごとではない大きな変化を感じ始めた次第です。
本学の共生がどうも本当の意味で大成しはじめているような(まだ微かな呼吸のようなものですが)、そのような気がします。
ただ、公開講座では、当初ここまで話すことなど考えず、資料を見てもらおうと用意していました。 配布資料
実際は、ネットがつながらなかったり、プロジェクタが映らなくなったり(基盤が壊れていたようです。)、少々手間取ってしまいました。まことに失礼いたしました。そのため最初の45分は見てもらうことがかなわず、観光からくらしと私見を話させていただくことからはじまりました。
まだ、感じ始めたばかりの考えのため、アドバイスやアイデア等ありましたら、ぜひご教授、ならびにシェアさせていただけたらと思います。
それにしても、なぜかパソコンを変えると何かしら事件が起こりますね。今度からはプロジェクタも持参した方がいいかなと思いました。
ちばの観光の現状に関しては、ちばへ来る旅行・宿泊者のほとんどが、ディズニーリゾート、成田で占め、業務目的の千葉市と、南房総が続くという結果でした。
他の地域に呼び込むにはどうするか?は、今回の話の範囲外のため、次回機会があたえられましたら、お話ししたいと思います。
ちばのくらしについては、農産物、水産物ともに日本一をほこるものが多々あるため、十分なものに見えますが、もっと他県、他国の人に知ってもらうにはどうすればいいでしょうか。これも取り組むべき課題が色々ありそうですね。
最後に見てもらおうと思っていました、八千代市の人口やコンビニなどを地図にしたものを載せておきます。数字で見るよりも、地図の方がわかりやすいと思いますがいかがでしょうか。
なぜコンビニかと言いますと、まず市や街に立ち寄った人がまずお世話になるのがトイレと考えました。公衆便所の所在を確認すればよかったのですが、まだ探し出せておらず、ひとまずコンビニから始めた次第です。
コンビニだけでも良かったのですが、人口と比べてみることで、立地上の戦略が見えるかと思います。
もし、公衆便所を作るのであれば、コンビニのない所という選択枝も可能だと考えました。
少し、色とコンビニの種類がずれているところを後になって発見しました。後で修正していきたいと思います。
これは子供が本当に減っているのか、調べてみたくなり地図にしてみました。
単位が違っていますね。100をかけて見てください。
各地域の人口に対して何パーセントの人が働いているのかがわかります。
全体を通してみますと多くて60%を少し超えるぐらい。
すなわち八千代市の60%の人が全体を支えていることが見て取れます。
少ない所では20%台と2割の人しか働いていないということもわかります。
子供と年配の方はこの就業者には含まれていない人ということになり、40%から80%ほどを占めていることがわかります。実際、子供はどうなのか継続して調査していきたいと思います。
ここでなぜ、子供が出てきたのかと申しますと、子供がいる→遊び場がある→観光地ができる、と桶屋のように単純に考えた次第です。
これは男女のどちらが外交的(観光に向いている)か、と言う問題と何か関係が出てくるかもしれないと思い、図にしてみました。
これだけではあまり先に続かないですね。他の資料にもあたってみたいと思います。
以上、かなり長文になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方に感謝申し上げます。これを皮切りに色々な資料から見えることをまとめていこうと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。