イメージを喚起できるような表現

投稿者: | 2010 年 12 月 23 日

以前の授業で、「跳び箱」の飛び方について考えてもらいました。

そこでは、まず、1つ1つの要素に分解して考えることができるか、2つめにその要素のなかで、これは外せないという重要な要素は何かを見てもらいました。

さらに進めて、その要素を事実で、そして具体的に表せるようにしたいところです。

次にやりたいこと・買いたいものを書いてもらいましたが、これも具体的に手順を追って、「こうする」と表現できれば、実現していけるでしょう。

普段、何げなく、あるいは、何となくとらえているものを1つ1つていねいに捉え、表現していくことにより、人(自分)に伝わる文章になり、現実のものになっていきます。

自分へ向けて説得するだけでなく、他者へ向けて発信・賛同を得られるようにしていけば、販売につながっていきます。

現時点では販売されていないものや、実現できそうもないことは、逆に考えれば新商品の企画・立案につながっていきます。

ここで、自分の体のことや願望の捉え方には、2通りあると思います。

1つ目は、イメージでとらえる場合、2つ目は、言葉でとらえる場合です。

イメージが先行するときは、擬音語や擬態語がよく飛び出します。

この2つをバランスを取りながら、イメージを喚起できるように具体的に言葉で表現できれば、体現・再現が可能になるでしょう。

実際、理解が深まるにつれ、具体的な表現に近づいていきます。

事実を伝えているだけなのに、イメージがふつふつと湧いてくる、そんな文章もありますね。